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噂には聞きますが・・

 投稿者:迷える大羊  投稿日:2009年 7月 6日(月)23時49分21秒
  >Japan Expo

 噂には聞きますが、そんなに人気あるんですか?まあ、コスプレは「本家(?)」日本でもいろいろ賛否両論、毀誉褒貶のあるカルチャーですけどね。やっぱり、ある程度の年齢になるとアニメ好きでもはずかしい、かな?コスプレのあとに哲学とはこれまたいかにもフランスらしいというか、すごいというか。私など今でも哲学なんてよくわかりません。

>日本のTV番組

 私自身の目撃ではないですけど、「風雲たけし城」が今頃海外で放映されている、との話も聞いたことありますね(20年前のビートたけし司会のドタバタバラエティ)。妙に古いものを放送するというか。

 しかし、まあ、ネットでみると世界への日本アニメの思わぬ拡散ぶりにはびっくりすることしきり、です。ファンのマニアックさ、というかオタクぶりにも。コメント欄など日本のマニアやオタクたちと言ってることが大して変わらない(英語とドイツ語のものしか読んだことないですけど・・・。)、面白いので、ついあちこち回ってしまいました・・・。

 ただ、著作権的にはどうなんでしょうね?ってところもありますね。もっとも、ネットのおかげで、できのいい作品は宣伝や売り込みをしなくてもすぐに世界に拡散してるわけで、両刃の剣というか痛し痒しなところがありますね。

 吹き替えのレベルが意外と高かったのですが、それは、どうやら、ファン同士でオーディションをかけて、原作の日本版に声が似た人間に吹き替えをやらせているから、みたいです。やっぱり、好きな人がやる方がレベルは高くなりますね。

http://www.youtube.com/watch?v=8fKLg6g9MXw&feature=related  (英語)

 オープニング主題曲のギター演奏を解説する人も(国籍不明、英語圏の人)いましたねぇ。なかなか、よく分析してます。

http://www.youtube.com/watch?v=6Qez1Io_Wss&feature=related
 

Japan expo

 投稿者:Sekko  投稿日:2009年 7月 6日(月)06時07分4秒
   娘がJapan Expo行って来ました。FF8?のリノアの格好をしたつもりだったけど、あまり気がついてもらえなかったみたいです。目立つコスプレしてる女の子って、平均年齢13歳くらい?って言ってました。帰りの郊外メトロの中で金魚すくいの金魚を持ってたアメリカ人の女の子と知り合いになって、その子が毎週いってる英語でしゃべるパリのカフェの哲学サークルに誘われたと言ってました。来週はニーチェがテーマだそうです。
 夜、例の日本のTV番組を見てたのでちらっと見たら、人間がボーリングのピンの着ぐるみに入って並んで、巨大なボールが転がって当てられるのに倒れないようにがんばるみたいな確かにナンセンスなゲームにフランス語のコメンテーターが2人で解説してるんです。でも娘も、これはだいぶ古い番組だと思う、と言っていましたね。なぜなら、出てくる人の髪がみな黒いからと。今の番組では若い人はみな金髪とか茶髪だそうで。そう言えば、みな黒髪でレトロな感じでしたね。一体どこからこんな番組を引っ張り出してるんでしょう。
 

k-on その2

 投稿者:迷える大羊  投稿日:2009年 6月30日(火)23時01分53秒
  http://forums.jeuxonline.info/showthread.php?t=989141&page=18

 これ見ました。フランス語は読めないんですが、そんなもん、どこから手に入れた?っていいたくなるような絵とかがありますね。情報もどうやらリアルタイムでつかんでいるようで恐れ入るとしか・・。でも、「軽音楽→K-ON」はさすがにわからなかったか。

 作中でもギャグになっていたけど、私の学生時代でも「軽音楽部」は実質的にハードなロックバンドであることがほとんどで「どこが「軽」だ、重金属音楽じゃねぇかよ!」なんてよく揶揄していたものです。

 このアニメ、一見アキバ系萌え系アニメだし、基本的に学園コメディなんですけど、音楽・ロック考証が非常にしっかりしていて、楽器や奏法など技術的な面の描写が丁寧なんですよね。その辺が昔、バンドやってたような大人にも支持された理由ですかね。作者は相当の音楽好きですね。

http://www.j-cast.com/mono/2009/04/21039863.html

 こんなものまでギャグに使うし・・。

http://www.youtube.com/watch?v=UsgHyauIUZY&feature=related

 バロック音楽をネタにしたアニメなら何になるんでほうかね?「B−ON」かな??、
 

K-ON

 投稿者:Sekko  投稿日:2009年 6月28日(日)23時07分45秒
   おもしろいですね。フランス語ヴァージョンもあるかなあと思ってちょっと検索したら、K−ON って、どう発音するの? と質問しあっている掲示板が出てきました。軽音楽部の略ってさすがに分んないでしょうね。

http://forums.jeuxonline.info/showthread.php?t=989141&page=18

 フランス語だとKはカーですしね。日本語の発音に薀蓄を傾けてる人も。

 そういえば、来週は恒例の10回目のJapan Expo見本市がパリの郊外であり、娘もまた行くと言ってました。コスプレしたら入場無料とか、マンガのコンクールもあって、年々すごい人気ですよ。並んでますよ。

http://www.japan-expo.com/

 でも、思うんですが、アニメがこんなに流行る前でも、たとえば、小津や黒沢の映画などは、昔からフランスでかなり人気だったわけです。小津映画なんて、畳の世界だし、家族関係とかもすごく日本的だけど、エキゾチシズムというより、スノビズムで崇拝されてたような・・・
 宮崎アニメなんかも、現在でもこっちの公立中学校の音楽の先生が、「となりのトトロ」の歌を日本語でそのまま生徒に歌わせたりしています。

 今は「なると」が人気みたいです。私はよくわかんないです。
 おもしろいのは、バリ島に行ったとき、ガルーダとか、ヒンズーの神さまとか、どれもみな子供たちのやってたゲームのキャラクターに見えてしまったことです。今の若い人の表象世界は豊かですよね。
 

そんなものですか

 投稿者:迷える大羊  投稿日:2009年 6月28日(日)17時32分51秒
  >大食い競争

 それ何年前の番組ですかねぇ?いまどきそんな番組みませんけど・・・。アメリカだと日本と同様、その手の番組に抵抗感がないのか、よくやっていて、小林尊って日本人が連続チャンピオンだとかなんとかって有名になったみたいですが・・。しかし、またなんで日本のバラエティ番組なんか放送してるんですかね?フランスにその手の番組はないんでしょうか?変な番組ばっかり買いあさってるんじゃないの?とも思ったりしますが。

 >話の中味は、世代的にはユニヴァーサルみたいですよ

 そうかもしれませんね。今回ネタにした「けいおん!」だって、英米発で世界的になったサブカルチャーである「ロックミュージック」がネタになってるわけだし、少なくとも先進国間での生活感覚って意外と差がないのかもしれません。

 蛇足ですけど、ネタ元の「けいおん」の日本オリジナルとドイツ語バージョンを並べてますので、お時間があれば、聞き比べるのも一興かな、と。

日本オリジナル

http://www.youtube.com/watch?v=Cgb-hZkLlVQ&feature=related

ドイツ語バージョン

http://www.youtube.com/watch?v=I3bIKwlBIj4&feature=related
 

日本の学園ものなど

 投稿者:Sekko  投稿日:2009年 6月28日(日)07時36分54秒
   ドイツ語版、見ました。こういう女子高校生の姿って、たぶん、私の方が違和感持ちます。国の違いよりも、世代の違いの方が大きいかも。
 娘に聞いてみたら、学校に制服があるところ、生徒が教室の掃除をするところなんかに驚くそうですが、話の中味は、世代的にはユニヴァーサルみたいですよ。
 ゲーム類はもともと国籍不明のシチュエーションが多いし・・・
 私は猫マンガが好きなので、よく猫好きのフランスの友人にも見せますが、畳の部屋とかすごく日本的シチュエーションでも、みんな普通におもしろがります。コミックやアニメがメジャー産業として成り立ってるので、優秀な人がどんどん集まってますますレベルが上がるんでしょう。
 ただ、衛星放送とかで、日本のバラエティ番組もフランスで放映されてるそうで、その中で大食い競争とか、いろいろ、こちらでは信じられないようなモノがあるそうで、そちらの方がショックだと言ってました。漫才なんかで、殴りあうとか、いじられキャラとか、おバカとか、そのへんも、こっちでは広く共感されることはないような気がします。フランスも、昔よりは大分馬鹿な番組が増えていますが、日本の方が意地悪かもしれません。「いじめ」とかの風土とも関係してるかもしれないとも思います。少数のマニアは別として、平均的なフランス人は単純で、あまりひねったことや倒錯的なことに向わないと思います。そのへんはすごく楽です。
 あとは、やっぱり、世代でしょうね。「がちでカシマシ」なんて、私、全然わかりません。(「かしましい」って「やかましい」ってことかなあと思いますが。)
 こっちの若い子の携帯SMSの言葉とか綴りも私にはなかなか難しいです。

 まあ、過去にフジヤマ・ゲイシャしか知らなかったような世代や階層の人は、今でもそのまま年とってると思いますよ。
 

ヨーロッパにおける日本理解度

 投稿者:迷える大羊  投稿日:2009年 6月26日(金)00時14分59秒
   なんでこんなことを聞くかといますと・・・。また、アニメネタでなんですが、最近、日本で深夜放送にも関わらずヒットし、ロック好き、音楽好きの間でちょっとしたブームを巻き起こしたアニメに「けいおん!」ってありまして。いや、私はこの種のアニメは趣味ではないんですが、挿入されてる音楽(ギター、ベースラインなど演奏部分)が好きでして。

 内容は廃部寸前の女子高の「軽音楽部」に入部した4人の女子高生のまったり部活ライフをちょっとした盛り上がりを入れて描いた学園アニメ。

 先週、放送が終わったばかりですが、早くもこんなものが・・・。

 ドイツ語版「けいおん!オープニング」

 http://www.youtube.com/watch?v=KzP-7Z3BMyc&feature=related

 公式に出回ったものではなく、どうも、ドイツ人の日本アニメ好きの女の子が吹き替えたもののようですが、そのこと自体は日本アニメの世界的な人気ぶりは知ってますから驚きはしません。
 ただ、その熱心さというか、ほとんどリアルタイムで、あの日本の女子高生用語満載、「がちでカシマシ」だの「超〜」だの、でオジサンには日本語で聞いてもよくわかんない歌詞をよくドイツ語に訳したもんだ、と感心してしまいました。(英語版もあったし、なんとポーランド語版もあった)
 また、劇そのものも吹き替えたものをUPされてますが、これまた、登場人物というか日本の声優がそのまんまドイツ語しゃべってるようで、全然違和感なくて、さすがドイツクォリティ、と妙なところで感心してしまいました。

 いや、それより何より、「くれよんしんちゃん」もそうですが、この手のアニメって日本の学校生活の様子とか日本の女子高生のファッション、風俗に理解とか共感がない人が見てもちっとも面白くないと思うんですが、そういうものを見ている外国人が大勢いることなんですよね、ネットで見る限り。
 ネット上では「京都アニメーションがどうのこうの」なんてヤケにマニアックな話がされているのもびっくりします。ひょっとして彼らは日本人の俺より日本アニメに詳しいのか?と思っちゃいます。

 最初の話に戻りますと、最近のヨーロッパの人間は日本=フジヤマ、ゲイシャのイメージから卒業したんでしょうか?さっきも申しあげたとおり、日本とか日本人の生活にある程度通じてないと、楽しめない(少々いじくったりアレンジしたとしても)アニメがかなり輸出されているようなので、その辺気になったんですが。

 それにしても、今日もテレビのニュースで国家予算で「アニメの殿堂」を造るのは是か?非か?なんてニュースをやってました。アニメ・マンガっていうと長い間、日陰のジャンルで、いい年した大人が話題にするのが恥ずかしいって感覚がありまたけど、それが今や日本の主力文化商品になってるんですから、なんか様変わりしましたね。コンピュータゲームもそうですが、日本が世界的に強いコンテンツってどうもオタクなイメージのあるものが多いな、ひょっとしたら。日本って国の存在自体が「オタク」なのかもしれん、良くも悪くも、などと思ったのでした。
 

(無題)

 投稿者:迷える大羊  投稿日:2009年 6月15日(月)22時48分19秒
  >アルジェリア戦争

 って、確か50年代。日本の64年間実戦なしも長いですが、フランスも実戦なしの期間は負けず劣らず長いんですね。まあ、結構なことではあります。それなのにフォークランド戦のエグゾゼミサイルみたいに、優秀な兵器産業があるのはなぜ?って気もしますが。

>テクノロジーが発達した今では、素人を少し訓練したところで即戦力にならないので無駄ということで、結局兵役も廃止されたんです。

 徴兵廃止は先進国のトレンドみたいですね。軍事に疎い人は徴兵制が敷かれると、軍人とか自衛隊は喜ぶみたいに思っている人がいますが、聞いた話によれば、徴兵制にもっとも冷淡なのは当の自衛隊の人間だそうです。

 近頃話題の中国も、うちの父は仕事の関係で中国に何度も往来したことがあるのですが、父に聞くと、中国も軍隊は実質的に志願制なんだそうです。徴兵制はあるけども、志願兵だけで充足できてしまうんだそうです。といっても別に「愛国心」が強い人間があふれているってわけではなく、田舎に仕事がない人間が大量にいるせいだとか・・。さらに驚いたのは中国人民解放軍っていうのは自前で商売やっていて、確か「三九製薬」(だったと思う)っていうのは人民解放軍系の企業なんだそうです。

 こうしてみると、世界中の軍隊が「自衛隊化」してるんですかね?もしかして、日本の自衛隊は時代を先取りしていて、実は結構強力なのでは?と思えてきます。

>ゲームのできる子は高得点をはじき出して「士官」とかクラス分けされてる

 おいおいおい、ですよね。いや、もしかするとこれが未来の軍隊の姿なのかも(笑)

>失業率の高い移民の子弟や低所得層の若者です。

 いくら徴兵制がよくない、時代に合わないとはいえ、これもどうか、って感じですね。貧乏人ばかりが怖い目に遭ったり、命を落とす羽目に遭うというのも。

>イラクに行くことと引き換えに市民権を与える

 これも、すごい話ですね。なんだか古代ローマ軍みたい。そういえば、ローマ帝国も共和制時代は徴兵制だったけれども、いろいろ弊害(農村の荒廃とか)が出て、マリウスの軍制改革で志願制、専門職化し、帝政時代はこれまた現代の先進国と同じく、移民、奴隷が市民権、または土地目当て(任期終了とともに赴任先の土地が与えられたそうな)に志願、って形でしたね。しまいにはほとんど傭兵のようになってしまいますが。なんだか現代も同じ道筋をたどってるというか、大して進歩してないような・・。

>イランの選挙の結果、がっかりでした

 まあ、ナチスも民主的なワイマール共和国から出てますしね。山本夏彦氏など戦前の空気を知っている方によれば、石原莞爾が主導した満州事変を歓迎し、軍部の発言力アップを促したのは一般市民とマスメディアですし、現代でも民主化されて、却ってナショナリズムの高揚が露骨に表に出てくる国は結構あるので、個人的にはあまり期待してませんでした。
 

フランスの軍隊

 投稿者:Sekko  投稿日:2009年 6月15日(月)19時08分28秒
   大羊さま

 私は軍地あの実情に詳しいわけではもちろんありませんし、身近にいるのは都市のインテリ層が多いんで、フランス人の一般の意識がどうなのかはよく分かりませんが、前に若者に、「国のために死ねるか」というアンケートをとった結果を見たら、タイだかが一位で、最下位がフランスと日本でした。フランスは個人主義のせいで日本は利己主義のせい? そんな温度も日仏は似ていて私はむしろ好感を持てましたが。

 兵役に行った直接知ってる人たちから今まで聞いた話では、第二次大戦とかの人は知らず、一番古いのガアルジェリア戦争で、あれは悲惨みたいで、みんな嫌な思い出があるとは言いますが、他のことではおしゃべりな人でも、そのことは語りません。かなりトラウマみたいです。その後が団塊の世代の人で、彼らはアルジェリア以降で、その後戦争がなかったので、パリの地上勤務で国立大学の夜学にも行けたので時間的にもロスがなかったという人もいます。でも一応の軍事訓練は義務なので、集団行動が大嫌いな人は思い出すのも嫌、と言います。後は、兵役1年の代わりにアフリカとかでフランス語などを教えるシヴィル・サービス2年をやった人も少なくなく、そういう仲間はその後の付き合いもけっこうある人脈ができたようです。

 親戚の歯医者で、歯医者として最初の兵役をやった後、軍隊に席を置いたまま、数年に一度とか研修みたいなのを受け続けて士官になり肩書きを上げて息続けた人がいます。lこうしておけばもし実際に戦争が起きて徴兵された時、条件がいいからと。でも戦争がないまま、引退の年齢になりました。

 もう少し若い人で、兵役が第一次湾岸戦争にぶつかってあせった人もいましたが、兵役の人は前線にまわされないということでした。つまり実戦力がないということです。テクノロジーが発達した今では、素人を少し訓練したところで即戦力にならないので無駄ということで、結局兵役も廃止されたんです。

 今は、一応18歳かなんかで男女ともに呼び出されて、1日国防についての講演とか聞かされて、シミュレーションゲームで、兵士に適してるか士官向きかとかの採点があるのですが、引きこもり系の子供でも、ゲームのできる子は高得点をはじき出して「士官」とかクラス分けされてるのは笑えます。

 ちょうど制度変革のはざまに当たった1980年から1982年くらいまで生まれの人は、「国防教育」さえされてません。

 エリートのグランゼコール学生を対象にした作戦の研修も士官学校であって、1ヶ月やればなんか免状をもらえて、これはグループに分かれてあれこれシミュレーションをやり、兵站とか作戦とかいろいろ机上で考える参謀研修みたいなものでした。

 兵役がなくなった弊害としては、格差社会が定着しつつあることです。フランスの理念は「自由平等友愛」ですが兵役は一応、学校(公立が基本)と並んで平等の牙城だったんですよ。でも、学校の方は、家賃の高い地区、低所得者住宅の多い地区、移民の多い地区、と棲み分けが進むにつれ、同じような階層の子が顔をあわせるわけで、移民の子と口をきかないまま大人になるブルジョワの子とか実際にいて、差別主義者になったりするわけです。それが、兵役のあった頃は、軍隊では、みんな平等に混ざるので友人もできて、はじめて「共和国」精神が分る教育の場になっていたというのです。

 兵役が亡くなってからは、軍隊が兵士としてターゲットにするのは、失業率の高い移民の子弟や低所得層の若者です。さすがに、アメリカのように、イラクに行くことと引き換えに市民権を与える、みたいなことはないですけど。もちろん免許取得だの、年金だのの優遇もあります。でも、社会にルサンチマンをかかえた層にばかり軍事訓練をして、後からテログループとかに取り込まれたらどうするんだ、とか余計に偏見を持つ人もいます。

 うちは婿の父親が海軍軍人ではじめて職業軍人と親戚づきあいができましたが、正装は軍服、会食というとパリのど真ん中にある豪華なミリタリーサークルを使用、とか、違う世界があるのを知りました。その人は昔、軍艦ジャンヌ・ダルク号で世界一周の研修をしたそうで、その時に日本にも寄って京都のお寺の改修の瓦を買って裏に名前を書いた、っていうのが「私向けの自慢」です。京都のどこかのお寺の屋根の瓦の裏には、うちの孫のおじいさんの名が刻まれているわけです。その人が実戦の経験があるのかとか、怖いこと辛いことがあったとか、そういう話はしませんから、もちろん分かりません。

 とにかく、今のフランスの若者は、ものごころついてから、戦争も知らず、EUが一応安定してるので、「国を守らなきゃ」という意識は育ちようがなく、そういう体質の人は、地球を守るエコ運動家になったり、第三世界にボランティアに行く人道活動家になったり、状況によっては別のアイデンティティを求めてイスラエルに行ったり、アフガニスタンやパキスタンに行ったり、という感じですかね。

 私個人は、上位権力から殺しのライセンスをもらうような職業は007であれ軍人であれ死刑執行官であれ耐えられないので、そういうものを必要としない世界の実現への寄与を少しでも視野に入れて暮らしたいです。

 イランの選挙の結果、がっかりでした。
 

フランス軍と自衛隊

 投稿者:迷える大羊  投稿日:2009年 6月14日(日)21時24分1秒
   といっても、ここは軍事関係の掲示板ではありませんから、やれ日仏の艦船が、とかフランスの核戦略がどうたらこうたら、ってことを語りたいのでは、もちろんありません。
 そういうことではなく、前スレでフランスの国防、軍事に関するメンタリティを語っていただきましたが、フランス人一般にとって軍隊ってどんな存在でしょうか?衣食住付、親方三色旗の安定した職場で、奨学金や各種免許が得られるから入る?それとも、お国の為の御奉仕って感じですかね?徴兵制は96年をもって廃止されていますが、確か予備役登録制度はまだありましたよね。

 実は、趣味で知り合った方に自衛隊の方がいますが、日本の自衛隊員の場合、私の知る限りでは大多数はあくまで、数ある「職場」の一つとして選んだって感じで、通常の一般人に比べいわゆる「愛国心」だとか「お国を守る」意識が特別高い、という感じではありません。まあ、普通の人たちです。
 件の知人も学校を出て二年ほど民間企業で務めた後、入隊したそうです。「大変でしょう?」って聞くと「確かに最初はきついけど、慣れると生活は規則正しいし、基本的に言われたことを忠実にやればいいんで、俺にとっては精神的に楽。むしろ、民間企業で毎日残業数時間やって、数字(売上、利益)を気にしながら働く方がよっぽど辛い」」とのことでした。
 なるほど、そういう見方もあるか、と思いましたね、もちろん「実戦」がない、ということが大前提ですし、災害時は大変でしょうし、配属された部署、人間関係にもよるでしょうが。
 あと、これまたある酒場で話した韓国の人に兵役(徴兵制あり)って大変だよね〜、とふると「確かにしんどいことも多かったけど、普通の社会では知りあえない人間と付き合えて、仲間になれて有意義でしたよ、なんだかんだいっても大半の人間は無事に終わってるんだから、大丈夫ですよ」といい、いろいろ軍隊時代の思い出話、バカ話を聞かされた後、「あんたも入る?」といわれました。もちろん「いや、結構です。」と答えましたが(笑)

 あと、いつも不思議に思うのはフランスとは直接関係ないですけど、徴兵制がなく志願制のアメリカやイギリスってどうやってイラクだのフォークランド戦だのを戦ったんでしょうね。
 よく兵隊に困らないよなぁ、命を落とすかもしれないのに自分から志願する人間なんてどれくらいいるんだろ?日本の自衛隊員はフォークランド(マルビナス)戦みたいなことがあったらどう反応するのかな(日本にも竹島とか尖閣諸島とか北方領土などの領土問題がるため)、なんて思っちゃいますが。

 と話が大幅にずれましたが、話戻って、志願制の現在のフランス軍は一般のフランス人にとって「公務員、衣食住付、奨学金、または各種免許取得あり」の「職場」なのか、それとも「お国を守る」、崇高な仕事(ついドゴールのゴーリズムを連想してしまうもので)と考えているのか?どうなんでしょう?
 

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